Rock

トラヴェリング・ウィルベリーズの名曲5選!伝説的メンバーの名曲も紹介!

伝説的なバンドというのは数多くいますよね。

その数多くいる伝説的なバンドの中でも、Travering Wilburys(トラヴェリング・ウィルベリーズ)は、その伝説的なミュージシャンが5人も集まった伝説中の伝説バンドなのです。

トラヴェリング・ウィルベリーズの輝かしいメンバーは、

  • ジョージ・ハリスン(元ビートルズ)
  • ロイ・オービソン
  • ボブ・ディラン
  • ジェフ・リン(エレクトリック・ライト・オーケストラ)
  • トム・ペティ(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)

という5人のメンバーです。ジョージ・ハリスンを中心に集まった5人のメンバーは、それぞれの活動でもロックの歴史に名を残すような楽曲を世に出しています。

今回はトラヴェリング・ウィルベリーズの名曲5つ紹介し、メンバーそれぞれが残してきた名曲を1曲ずつですが紹介します。

トラヴェリング・ウィルベリーズの名曲5選

まずは伝説的なスーパーバンド、トラヴェリング・ウィルベリーズが残してきた楽曲を紹介します。ちなみにトラヴェリング・ウィルベリーズは2枚のアルバムだけリリースしています。

Handle with Care

「Handle with Care」はファーストアルバムの1曲目を飾った楽曲で、トラヴェリング・ウィルベリーズを代表する楽曲です。というより一番有名な楽曲なのかなという感じです。

とにかくフォーキーで伝統的なアメリカンミュージックが特徴的ですね。聴いていて心地が良い、そしてジョージ・ハリスンが中心となって歌っていますが、途中のロイ・オービソンのファルセット気味の美しい歌声にしびれます!

End of the Line

ファーストアルバムの最後に収録された楽曲で、収録後に亡くなったロイ・オービソンもMVには出演しています。

カントリー調の楽曲と転がるように進んでいくリズムがたまらなくかっこいいですね。ドライブで聴きたい楽曲でもあります。そして「Handle with Care」では目立たなかったトム・ペティの歌声が冴え渡っています。



She’s My Baby

セカンドアルバムはファーストアルバムから2年後にリリースされましたが、この時にはロイ・オービソンは参加していません。

「She’s My Baby」はセカンドアルバムの1曲目に収録された楽曲で、4人のメンバーがそれぞれ同じくらいのボリューム歌っています。ファーストではボブ・ディランがあまり目立たない印象でしたが、この楽曲ではしっかりと歌っている感じですね。

Inside Out

ボブ・ディランとトム・ペティの渋い声が美しく、聴きやすいフォーキーなサウンドです。ギターでコードをガッとかき鳴らしながら歌う感じが、スマートで良いんですよね。

そしてトラヴェリング・ウィルベリーズは、コーラスがとても良いです。ビートルズやビーチ・ボーイズを思い出します。何よりみんなボーカリストとして活動していることもあり、歌が非常に上手い。

Wilbury Twist

セカンドアルバムの最後に収録されたノリノリの楽曲です。50年代のロックンロールをイメージしていて、まさにツイストダンスをしたいと感じますね。

アコースティックが好きな人にとっては、かなり聴きやすい楽曲になっていますので、聴いてみてくださいね。



メンバーそれぞれの名曲集

トラヴェリング・ウィルベリーズはとにかく豪華で、メンバーそれぞれも名曲を残しています。

ここではメンバーそれぞれが残した名曲を紹介しましょう。

ジョージ・ハリスン「Got My Mind Set On You」

ジョージ・ハリスンはビートルズでリードギターを務めた伝説的なミュージシャンです。ジョージはビートルズ時代にも「Something」や「While My Guitar Gently Weeps」などの名曲を作ってきましたが、ソロとして活動するようになってからも多くの名曲を残しています。

その中でも一番馴染み深い名曲が「Got My Mind Set On You」でしょう。正直初めて聴いた時びっくりしました。なぜならこの楽曲めっちゃ聴いたことありましたが、ジョージ・ハリスンのものだとは知らなかったからです。

おそらく日本人なら一度は聴いたことある楽曲だと思います。ぜひ聴いてみてください。



ロイ・オービゾン「Oh, Pretty Woman」

この楽曲を聴いたことない人はいないでしょう。「私テレビ見ないんですよー」とかいう自称変わり者でも聴いたことあります。絶対に!

なぜなら映画「プリティ・ウーマン」の主題歌にもなった楽曲だからです。1964年の楽曲ですが、いまだに人気を博している楽曲ですよね。



ボブ・ディラン「Blowin’ in the Wind」

ボブ・ディランはノーベル文学賞を受賞した生きる伝説とも呼べるミュージシャンです。ボブ・ディランには数多くの名曲がありますが、この楽曲がもっともボブ・ディランのフォーク感を出した楽曲ではないでしょうか。

1963年と50年以上も前の楽曲ですが、いまだにいろんなところで聴くことがあるでしょう。それだけ伝説になった楽曲です。私も高校の時にはギターで練習したのを覚えています。



ジェフ・リン「Mr. Blue Sky」

ジェフ・リンって名前聴いたことありますか?私は5人のメンバーの中で唯一知らなかった名前でした。しかしジェフ・リンがリーダー兼ボーカルを務めている「エレクトリック・ライト・オーケストラ」の楽曲を聴いて、「めっちゃ聴いたことある!」と思いました。

普通にCMとかで使われていますし、ドラマ「電車男」でも使われていた楽曲を演奏していたバンドだったのです。しかも「エレクトリック・ライト・オーケストラ」はギネスにも認定されたバンドの一つだったのです。

ぜひ「エレクトリック・ライト・オーケストラ」の楽曲をいろいろと聴いてほしいです。マジで良い曲が多い。



トム・ペティ「Free Fallin’」

トム・ペティは一時期ハマって聴いていました。「Free Fallin’」はトム・ペティを代表する楽曲で、アメリカのトラディショナルなサウンドがとてもかっこよく心地よいです。

アメリカの広大な大地を感じるサウンドは、トラヴェリング・ウィルベリーズの雰囲気と似ていますよね。実はこの楽曲が収録されたアルバム「Full Moon Fever」は、ジェフ・リンがプロデュースしていたり、ジョージ・ハリスンやロイ・オービソンも参加しています。

ぜひアルバム全体を通して聴いてほしいです。