日本だけでなく世界的な人気を誇るレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。略してレッチリと呼ばれています。
私は中学の頃に流行ったデスノートでレッチリを聴きました。そこからずっと大ファンです。
高校時代には「これぞロックだ!」「ロックバンド=レッチリ」くらいに思っていました。私的には「The Rock」と言って良いほど、ロックしてるバンドという認識です。
そんな私が、レッチリの名曲を13曲に絞って紹介します。ちなみに、好きな曲が多すぎて13曲に絞るの大変でした。。。
Contents
レッチリ必聴の名曲3選
「レッチリならこの曲でしょ!」という超名曲を3曲紹介します。どれも最高にかっこいいのですが、選んでみるとハードなサウンドよりメロウな楽曲多めでした。
レッチリはやはりメロウなアメリカンサウンドが最高な証でしょうか。
Under the Bridge
「Under the Bridge」は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがロックスターの仲間入りを果たした名盤「Blood Sugar Sex Magic」に収録されたレッチリの代表曲。
ジョン・フルシアンテのメロウなギターにアンソニー・キーディスの渋いボーカル。ファンキーでパンクなマッチョなロックだったレッチリの新たなサウンドを表現していて素晴らしい。
レッチリサウンドが大きな転換点となった楽曲でもあります。
Californication
超大人気の楽曲が、レッチリ史上最も売れたアルバム「Californication」の表題曲です。YouTubeでは、再生数9億回を超え、レッチリの中ではもっとも再生数の多い楽曲になっています。
どっしりとした安定のリズム隊に、枯れた音のするギター、アルバムをリリースするごとに表現力が増すアンソニーのボーカル。全てがグッと沁みます。
アルバムリリースの数年前に亡くなったカリスマ、カート・コバーンについて語るなど、その時代背景を表現しているのも個人的に好きです。
Scar Tissue
「Scar Tissue」も「Californication」に収録された名曲。楽曲としてグラミー賞も獲得しています。また、ボーカル、アンソニー・キーディスの自伝が「Scar Tissue」というタイトルなところからも、レッチリにとって重要な一曲であることがわかります。
アルバム「Californication」は、ジョン・フルシアンテが復帰した作品でもあり、前作の「One Hot Minute」と全く違うサウンドに仕上がっています。「Scar Tissue」は、レッチリの全盛期を代表する名曲です。
レッチリのハードファンキーな名曲3選
レッチリといえば、ファンキーでパンクでマッチョなゴリゴリのロックサウンドがかっこいいです。
Higher Ground
レッチリを一躍有名にした楽曲といえば、間違いなく「Higher Ground」でしょう。名盤「Mother`s Milk」に収録され、ファンキーでかつハードなロックサウンドに魅了されること間違いなし。
原曲は、スティーヴィー・ワンダーの「Higher Ground」です。原曲もファンキーですが、ファンキーさを活かしたままハードロックサウンドに変えたのがレッチリの素晴らしいところ。
ロック好きな私としては、原曲よりもノリノリで聴けるため好きです。フリーのスラップにハードなギターがたまりません。
Give It Away
1991年にリリースされてから、いまだにライブで演奏され続けている超名曲が「Give It Away」です。正直、レッチリを代表する楽曲と言えるかもしれません。それだけ人気が高く、まさにレッチリらしいファンキーでハードなサウンドが特徴。
バンドをやっていたら一度はやってみたいと思うような楽曲です。ギターもベースもドラムもコピーしたくなるんですよね。特にボーカルの「Give It Away」を連呼する部分は脳裏に焼きついて離れることはありません。
必ず聴いてほしい、そして踊ってほしい名曲です。
Can’t Stop
「Can’t Stop」もライブでは良く演奏される名曲。レッチリ黄金期にリリースされた「By the Way」に収録され、シングルカットもされています。歯切れの良いギターがとにかくかっこいい。そして、レッチリらしいメロウなボーカルが美しい。
余韻を感じるスラップを支えるファンキーなドラムもイカしまくっています。長年のキャリアからレッチリのファンキーサウンドとメロウなサウンドがうまく混じり合った最強の楽曲と言っても良いでしょう。これぞレッチリ。
レッチリのメロウな名曲3選
ミクスチャーロックでおなじみのレッチリですが、ジョン・フルシアンテが加入してからメロウな楽曲が人気になってきます。
そして、その人気はレッチリのサウンドのひとつとして不動の地位を獲得します。
Dosed
レッチリ史上もっとも美しいバラードソングと言ったら「Dosed」で間違いありません。冒頭のギターのアルペジオからグッと心を掴まれます。美しいメロディライン。ギターとボーカルに聴き入ってしまうでしょう。
ここまでクリーンなレッチリを聴けるのも、他にはほとんどない気がします。何よりジョンのギターが哀愁タップリで最高すぎます。
Snow (Hey Oh)
「Snow (Hey Oh)」は、デスノートの主題歌にもなった日本でも人気の名曲。美しいギターのアルペジオに加えて、メロトロンが使用されクラシカルなロックに聴こえるのも良いですね。
個人的にレッチリのメロウな曲の中ではもっとも好きで、何度聴いても「いいなぁ」と思える魅力を持っています。「Snow (Hey Oh)」が収録された名盤「Stadium Arcadium」はおすすめ。
Black Summer
2022年にリリースされたばかりの新曲が「Black Summer」です。10年以上バンドを抜けていたギターのジョン・フルシアンテが復帰した第一弾の楽曲。
ジョンの哀愁タップリなギターを聴けるのも嬉しいですし、「やはりレッチリはジョンのギターじゃないと!」って思わせてくれる楽曲でもあります。
昔のパンキッシュなイメージより、レッチリは大人なメロウサウンドが美しいですね。
レッチリの個人的最強名曲4選
レッチリのキャリアは40年近くにも渡っています。そのため、9曲だけでは良い曲は語りきれません。
何より私の好きな名曲を紹介できていないので、ここで4曲だけ紹介します。
Get Up and Jump
レッチリの記念すべき1stアルバム「The Red Hot Chili Peppers」に収録された最高にパンキッシュで、ファンキーな名曲。レッチリもっとも狂ってる曲な気がします。
何より、ジョン・フルシアンテの前任ギター、ヒレル・スロヴァクの指弾きが尋常ではないレベルでかっこいい。フリーのスラップに加えて、ヒレルもスラップのような弾き方。ファンキーでスピード感あるサウンドに踊り狂うこと間違いなしの名曲です。
Aeroplane
レッチリの中ではあまり語られることのないアルバム「One Hot Minute」に収録された「Aeroplane」は、名曲中の名曲。ギターにはジョン・フルシアンテではなく、デイヴ・ナヴァロ。
アルバム通してもかなりハードでヘビーな楽曲が多い中、「Aeroplane」は比較的軽め。フリーの余裕あるスラップに魅了されること間違いないですし、ジョン以外のレッチリの魅力を堪能できる良曲です。
何よりアルバム通してかっこいいので、「One Hot Minute」は必聴。
By the Way
全ての楽器パートがめっちゃくちゃかっこいいのが「By the Way」です。バンドやってたら一度はコピーしたくなるでしょう。
名盤「By the Way」に収録され、爽快感あるスピード感とノリの良さがたまりません。ジョンのギターをかき鳴らす音がエグいです。
私がレッチリにハマったきっかけにもなった楽曲で、何年聴き続けてもノリノリになれます。
Tell Me Baby
レッチリらしい哀愁あるメロウなサウンドとファンキーなノリがうまく混じり合った名曲が「Tell Me Baby」です。ジョン・フルシアンテが加入している時期で、もっともレッチリっぽさを感じるのが「Tell Me Baby」だと思っています。
元々持っていたスピーディーかつファンキーなノリに口ずさみやすいメロディアスさが加わった完成形。フリーはスラップしっぱなしで、ドラムのチャドのイカしたフィルまで聴き応えバツグン。レッチリを聴くなら避けて通れない楽曲ですよ。