最強にかっこいいロックバンドの名前をあげるとすれば、序盤でレイジの名前をあげる人が多いでしょう。90年代に活躍したロックバンドですが、すでに伝説となっているバンドでもあります。
そこでこの記事では、
- レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとはどんなバンドなのか
- レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの名曲や名盤
- レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンをもっと楽しむ予備知識
などについて紹介していきます。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが気になる人はぜひ読んでみてください!
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Contents
Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)とは?
レイジアゲインストザマシーンは、90年代を代表するアメリカのミクスチャーロックバンドです。日本ではレイジと訳されています。
「レッド・ツェッペリンとパブリック・エネミーの融合」とも呼ばれ、ハードでファンキーなリフが特徴です。力強く荒々しいパンキッシュなところもレイジの魅力となっています。
レイジがパンキッシュと言われているのは、チェゲバラやマルコムXなどの思想を受けた政治的メッセージがを持っているからです。
独特なミクスチャーサウンドと政治的メッセージがレイジを特別として神格化されています。
Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)のメンバー
レイジのメンバーは個性が強く、リズム隊の安定感が素晴らしいです。
Zach de la Rocha(ザック・デ・ラ・ロッチャ):ボーカル

ザック・デ・ラ・ロッチャは、ボーカルで作詞をしています。政治的メッセージを書いている張本人でもありますね。
彼の怒りに満ちた歌詞は視聴者にも怒りを伝えます。また、彼のロックで荒々しい声と凄まじいシャウトが、ロックボーカルの宝。個人的には最高に大好きな声をしています。
高校のときにマネして歌っていた記憶がありますね。
Tom Morello(トム・モレロ):ギター

次が、変態ギタリストでおなじみのトム・モレロ。
スクラッチ奏法やスイッチング奏法など独特な奏法を駆使して、金属音や機械音など様々な音を表現しています。この独創的なギターがレイジの大きな魅力になっていますし、最初聴いたときからギターのかっこよさに虜になっていました。
トム・モレロは、2011年版の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」で40位に選ばれています。
ちなみにハーバード大学を卒業し、議員の秘書を務めるという珍しい経歴の持ち主です。かっこいい。
Tim Commerford(ティム・コマーフォールド):ベース

安定したベースを弾くのがティム・コマーフォード。レイジの魅力でもあるファンキーなリズムを作り出しています。
ロックなリフに乗っかりつつもファンク要素を取り入れたフレーズがかっこいい。
Brad Wilk(ブラッド・ウィルク):ドラム

ミニマルなセットで激しいドラムを叩くのがブラッド・ウィルク。少ないドラムセットでかっこいいドラムを叩きます。
ちなみに、ブラックサバスのドラムとしても参加していました。
Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)の名曲3選
レイジには名曲がたくさんありますし、個人的に好きな曲がたくさんあるので選ぶのに意外と苦労しました。
レイジの名曲①:Killing in the Name
レイジの名曲といえば「Killing in the Name」です。
ファンキーなリフと荒々しさ、パンク要素をふんだんに詰め込んだミクスチャーロックです。トム・モレロの変態ギターを印象付けた一曲でもあります。
ハードロックとファンクのバランスがとてもよく融合している楽曲です。また、空耳アワーでも「Killing in the Name」が使われています。
レイジの名曲②:Guerrilla Radio
レイジの楽曲の中でも「Guerrilla Radio」を知っている人は多いでしょう。大ヒットした楽曲ですからね。
とにかくリフがかっこよく、イントロから心をグッと掴まれるでしょう。ギタリストならマネしたくなりますよね。わたしはベースをやっていたので、よく弾いていました。
レイジの名曲③:Sleep Now in the Fire
レイジの楽曲の中でもパンク感の強い楽曲で、リフがえげつなくかっこいいです。
レイジは、ゆっくりとした重いリフを弾くことも多いですが、スリープは軽くて爽快感バツグンのリフとリズムです。
もしレイジを初めて聴くなら圧倒的におすすめですし聴きやすい。MVには、マイケルムーア監督を起用するなど、こだわりの強さを感じます。ぜひMV見てみてくだされ。かっこいいので。
Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)の名盤2枚
レイジはスタジオアルバム4枚とライブアルバムを1枚しかリリースしていません。その中から、レイジらしさがあるアルバムであり、レイジの中でも人気の高いアルバムを紹介します。
レイジの名盤①:Rage Against the Machine

最初の名盤は、レイジのデビューアルバム「Rage Against the Machine」です。1992年にリリースされました。
パンキッシュで荒々しさが特徴で、全ての音に熱をまとっています。感じるのは怒りです。ボーカルとギターが激しいのはもちろん、リズム隊もエネルギッシュで個人的にとても好きなアルバムです。
ハードロック色がかなり強く、ロックファンなら聴き入ってしまうこと間違いなしです。ミクスチャー感たっぷりな歯切れの良いリフがたくさん聴けますよ。
レイジの名盤②:The Battle of Los Angeles

レイジは基本的に、激しい怒りを感じる激しい楽曲が多いです。
そんな中でも、ポップで聴きやすいアルバムが「The Battle of Los Angeles」。激しさたっぷりの1枚目とは違い、リフもスマートで聴きやすいのが特徴でしょう。
個人的にはリフのカッコ良さナンバーワンのアルバムだと思っています。ラップやファンクが強くなっていて、ノリの良いアルバムにもなっています。
もっとレイジを楽しむために
レイジを楽しむための楽曲やアルバム、予備知識を紹介していきます。
ライブ盤が超おすすめ!
レイジを楽しみたいならライブを聴くのがおすすめです。
ぜひYouTubeに上がっているレイジのライブは見てほしいです。正直、ここまで熱さを帯びているバンドは他にいません。
さらにライブ盤なら名曲のオンパレードなので、レイジの入り口として聴くのもありだと思います。
Kick Out the Jams

レイジの4枚目とライブ盤に収録されている「Kick Out the Jams」という楽曲です。
60年代後半に活躍したmc5の名曲ですが、ここまでカッコよくカバーしてるのをレイジ以外に知りません。ザックの激しいボーカルとリズム隊のファンキーなノリ、そして意味のわからないギターソロ。どれをとってもかっこいい。
本家であるMC5もかなりヤバイバンドなので、ぜひ聴き比べてみてください。
Audioslave

ザック・デ・ラ・ロッチャが2000年に脱退してから、サウンドガーデンのクリス・コーネルをボーカルに迎えて、「Audioslave」というバンドを結成しました。
レイジのファンキーで激しいロックサウンドとクリス・コーネルのボーカルが最高にマッチして、レイジにはない化学反応を起こしています。
クリスコーネルは、ザックのようなラップを歌わないため、オルタナティブ色の強いロックを聴くことができますよ。
クリス・コーネルは亡くなってしまいましたが、最高のロックボーカリストでしたね。ぜひクリス・コーネルの歌声を聴いてほしいです。