「Led Zeppelinって有名だけど何から聴いたら良いかわからない」
初めて聴くアーティストの場合どの曲から聴いたら良いのかわからないことって多いですよね。私もいまだに困るときあります。。。
今回この記事では、Led Zeppelin好きの私が「Led Zeppelinを初めて聴くならこの曲だ」良いというものを紹介いたします。もちろん名曲揃いですよ。
Led Zeppelinは元祖ハードロックバンドとも呼ばれ、その後の音楽に大きな影響を及ぼしています。ハードロック好きなら必聴バンドです!
Contents
- ①Stairway to Heaven(天国への階段) ハードロックの金字塔
- ②Immigrant Song (移民の歌) TVでも流れる有名曲
- ③Whole Lotta Love (胸いっぱいの愛を) シビれるリフと遊び心
- ④Good Times Bad Times ツェッペリンの名が轟いた楽曲
- ⑤Black Dog リフとテンポのかっこよさに酔いしれます
- ⑥The Song Remains the Same (永遠の詩) ツェッペリンの新たな幕開けを感じる楽曲
- ⑦Kashmir 難解で実験的な意欲作
- ⑧Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い) 後期を代表する大作
- ⑨Heartbreaker ギターキッズを虜にする印象的なリフ
- ⑩Communication Breakdown 爽快感抜群のロックソング
①Stairway to Heaven(天国への階段) ハードロックの金字塔
言わずと知れたLed Zeppelinの超有名曲です。音楽的な評価も高く、The 500 Greatest Songs of All Time(ローリングストーン誌が選んだ偉大な曲500)では31位に君臨しています。
Stairway to Heaven は何と言っても階段を駆け上がって行くような、楽曲の構成が魅力的です。だらだらとした雰囲気のある前半部分が全て後半の高まりに繋がっていて、後半部分には昇天を味わえる最高のトリップ曲となっています。
もちろんボーカルの高音とギターソロには、耳だけでなく心も奪われますよ。ギターがダブルネックっていうのもかっこいいんですよ!
初めてLed Zeppelinを聴くには適さない楽曲かも知れませんが、超がつく名曲ということもあり紹介してみました。
②Immigrant Song (移民の歌) TVでも流れる有名曲
いまだにテレビで流れることもあると思うので、聴いたことある人も多いかも知れません。私はLed Zeppelinを聴く前に知っていた曲はこのImmigrant Songだけでした。
この楽曲がかっこいいのは印象的なリフとボーカルが出す「ア〜」音でしょう。むしろリフは聴いたことないけど、「ア〜」の声なら聴いたことあるという人もいるのではないでしょうか。
真似したくても真似できない高音を音圧が凄まじくパワフルで超かっこいい!そしてドラムのバスドラにも注目です。ドラム経験者なら必ずと言ってもいいほど通過する楽曲なのではないでしょうか。
リフに合わせたバスドラが力強くて、かっこいいのです!初めてのLed Zeppelinなら一番最初に聴いても良い楽曲です。
③Whole Lotta Love (胸いっぱいの愛を) シビれるリフと遊び心
Led Zeppelinの楽曲の中でも一二を争うほど有名なリフで、その重いリフにはハードロック好きの心を鷲掴みにします。そして中間のジャングルにいるような印象的な部分は、Led Zeppelinの面白さを存分に味わえるようになっています。
ライブでは20分以上にも渡って中間部分が演奏されます。そこにはテルミンという世界初の電子楽器を使ったパフォーマンスなどが含まれ、耳の離せない面白い音が響きますよ。
またギターを始めたての人はこのリフを弾きたくなるのではないでしょうか。とにかくオススメのかっこいい楽曲です。
④Good Times Bad Times ツェッペリンの名が轟いた楽曲
Led Zeppelinの記念すべき1stアルバムの1曲目に収録されたGood Times Bad Timesで世界中の人は衝撃を受けました。それはギターの軽やかさやボーカルの美しさではありません。
ロックではあまり日の目を見なかったドラムに衝撃を受けたのです。当時のロックドラムにジャズで使われるような技法が用いられたのです。ドラム奏者なら誰もが真似したくなるようなバスドラの使い方に感動してしまいます。
Led Zeppelinの中でも人気の高い1stアルバムは必聴ですし、何度聴いてもGood Times Bad Timesはかっこいいと思えるような音楽ですよ。
⑤Black Dog リフとテンポのかっこよさに酔いしれます
Led Zeppelinで最も名盤のアルバムと言われる「Ⅳ」ですが、その1曲目に収録され、リフのかっこよさに酔いしれること間違いなしです。私もLed Zeppelinを初めて聴いた時はこのBlack Dogに心奪われました。何度もリピートしまくりましたね。
リフとボーカルの掛け合いがかっこよくて、そしてリフとドラムの間にあるズレたようなリズムがめっちゃ面白い。ドラムがしっかりとビートを刻んでいるからノリの良い楽曲になっています。
その面白いリズムに耳を奪われて聴き込んでしまうかも知れませんね。
⑥The Song Remains the Same (永遠の詩) ツェッペリンの新たな幕開けを感じる楽曲
後期の作品として高い人気があり、私自身も大好きな楽曲です。ギターが重なり合っていて、それまでのLed Zeppelinでは見られなかったような明るい雰囲気になっています。
しかしLed Zeppelinらしくギターのソロやギターが楽曲全体を引っ張って行っているような感じは健全のまま、全体に美しくまとまった楽曲という感じがします。
ちまたでは「Led Zeppelinは聴きづらい」と言われているようです。確かに聴きづらいのは多いと思います。しかしThe Song Remains the Sameはその中でも聴きやすいのでぜひ聴いてみて欲しいです。
⑦Kashmir 難解で実験的な意欲作
難解な問題は好きですか?難しい数学を解くのが好きなあなたにはオススメの曲ですよ。Kashmirは最初聴いた時Led Zeppelinっぽくなくてあまり好きではありませんでしたが、聴けば聴くほどよくわからなくなってきます。
ストリングスとドラムがめっちゃズレてるのです。リズムがよくわからない。それもそのはずで、ドラムは4/4拍子で進行するのですが、ストリングスは3/4拍子で進行していくのです。
重なり合う瞬間は12拍に一度だけです。私はここがわかるまでずっと聴いていました。いまだによくわかっていませんが、頭を悩ます音楽というのはこの時が初めてでした。
初めてのLed Zeppelinにはちょっと受け入れられない可能性もありますが、一度は聴いていただきたい楽曲ですね。
⑧Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い) 後期を代表する大作
あまりこの楽曲をあげる人は少ないでしょうが、私は超が付く好きな楽曲です。Led Zeppelinといえば、ボーカルのロバート・プラント、ギターのジミー・ペイジ、ドラムのジョン・ボーナムの3人は評価もされ有名ですが、ベースのジョン・ポール・ジョーンズだけはなぜか過小評価されてしまいます。
ベースを高校時代に弾いていた私にとってジョン・ポール・ジョーンズはヒーローでLed Zeppelinにとっても超重要だと思っています。そんな彼が最も輝いてる楽曲がAchilles Last Standです。
印象的な一定のフレーズを永遠と弾きまくります。ドラムと良くマッチしていて、聴いていてノリが良く心地よいベースになっていますよ。10分以上ある大作です!
⑨Heartbreaker ギターキッズを虜にする印象的なリフ
知らないアーティストを聴くときは印象に残る音を聴くことが重要だということでLed Zeppelinの初期の人気曲であるHeartbreakerを紹介。
むしろYouTubeとかで「有名 リフ」とかで検索したことがある人は聴いたことあるかも知れませんね。Heartbreakerがかっこいいのはギターのソロと転調する部分でしょう。ギターのジミー・ペイジの仕掛けが多く取り込まれていますよ。
⑩Communication Breakdown 爽快感抜群のロックソング
私がLed Zeppelinを聴き始めたことに心奪われたのはこのCommunication Breakdownでした。Led Zeppelin自体50年前のバンドで、音もそんなに期待していなかったところにこの爽快感と重みを感じる音楽。これが1969年にリリースされたものとは全くもって信じがたかったです。
ボーカルのパワフルで甲高い声と最後のギター、リフに合わせたドラムに安定のベース。全てが綺麗だなと感じた楽曲だったので、最後に紹介いたしました。
聴く価値ありです。