史上最高のギタリストと称されているJimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)。日本では、ジミヘンの愛称で親しまれていますよね。
しかし初めてジミヘンを聴く人は、どの曲を聴けば良いか迷うでしょう。そこでこの記事では、まだジミヘンを聴いたことない人に、「これは聴いておきたい!」という名曲を紹介します。
Contents
ジミヘンを初めて聴くならこの名曲3選
ジミヘンをまだ聴いたことない人に、この3曲をとりあえず聴いておこう!という名曲を3つ選びました。
これらは名曲でもあり、どこかで聴いたことある楽曲です。初めてジミヘンを聴く人も親しみやすい楽曲ですので、ぜひ聴いてみてください。
Purple Haze
ジミヘンの名曲をひとつだけあげるとしたら、ほとんどの人が「Purple Haze」を選ぶでしょう。何より日本では、テレビCMでも使われていたため聴いたことある人も多いです。
「Purple Haze」は60年代後半に流行ったサイケデリックサウンドを象徴する楽曲で、ドラッグソングとしても有名ですよ。ジミヘンの印象的なリフを聴ける代表曲です。
All Along the Watchtower
「この曲の半分の権利はジミ・ヘンドリックスのものだ。」そう言ったのは、アカデミー文学賞を受賞したボブ・ディランです。「All Along the Watchtower」はボブ・ディランが作詞作曲した楽曲なのです。
ジミヘンはカバーしただけなのですが、全く違う楽曲に生まれ変わっています。本当に違う曲みたいに聴こえますよ。わたしはどちらも好きですが、、、
Crosstown Traffic
「Crosstown Traffic」もテレビのCMで使われていたため知っている人が多い楽曲です。正直、超名曲かどうかといえば、微妙なラインかもしれません。
しかし知っている人が多い楽曲で聴きやすいため、ジミヘンを聴いたことない人にはオススメできるため選曲しました。やはりジミヘンの歪んだギターリフが印象的な楽曲ですね。
ジミヘンの激しい名曲3選
ジミ・ヘンドリックスの楽曲は、サイケデリックサウンドで激しいハードな楽曲が多い印象です。「ロックが大好きで仕方ないんだよ!激しいサウンドを聴かせてくれ!」という人にオススメの楽曲を3つ厳選しました。
Foxey Lady
「Foxey Lady」は、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが1967年にリリースした初アルバムの1曲目に収録されています。そしてその当時としては衝撃的な激しいサウンドだったようです。
なぜなら今聴いても激しいと感じるサウンドですからね。とにかく「Foxey Lady」はリフがかっこいい。そしてジミヘンのギターソロもかっこいい。。。ドラッグなんてやったことないけど、ヤク中になったような浮遊感を味わうことができるサイケデリックサウンドですよ。
Voodoo Child(Slight Return)
わたしがジミヘンの楽曲をたくさん聴いてきて、「これやばい!」と感じた楽曲が「Voodoo Child(Slight Return)」でした。高校生のときに聴いたのですが、今まで聴いてきたロックとかけ離れていたのです。
ジェットエンジンのような爆音と空間を曲げるようなうねうね音。その全てが初めて経験する音で衝撃を受けました。ジミヘンギターの真髄を聴きたいならとりあえず聴きましょう。
The Star Spangled Banner(Live)
「The Star Spangled Banner」は、アメリカの国歌です。正真正銘の国歌ですよ。ジミヘンが作ったとかではなく、国歌をギター1本で演奏しているだけです。
これがね。。。かっこいいんですよ。1969年のウッドストックで演奏された楽曲で、とにかく激しい。てか初めて聴いたときは衝撃的でしたね。ライブ盤やベスト盤にしか収録されていない楽曲ですので、購入する際は注意しましょう。
ちなみに、動画はウッドストックのものではありません。
ジミヘンのバラード名曲3選
ジミヘンの激しいサウンドは大好きなのですが、中にはソフトなバラードもありますよ。そしてその優しい演奏が魅力的なのですよ。ジミヘンはゆったりとしてロックソングもお得意なのです。
The Wind Cries Mary
ジミヘンの好きな楽曲を3つ選べと言われたら、「The Wind Cried Mary」は選びます。正直ジミヘンにしてはゆったりとしたサウンドです。しかし「ジミヘンもこんな楽曲作れるんだ。」というところに魅力があります。
ジミヘンの激しい楽曲ばかり聴いていたので、このようなソフトなサウンドは最初聴きなれませんでした。しかしアルバムを通して再生しているうちに、どんどんかっこよく聴こえてくるのです。
Bold As Love
「Bold As Love」は2枚目のアルバムのラストナンバーです。曲のラストに向かっていくほど激しく音の数もどんどん増えていきます。しかしどこか懐かしいような、スローなロックナンバーです。メロディアスなので聴きやすいでしょう。
Angel
曲の題名からバラードソングというのがわかると思います。「Angel」は亡き母が夢にあらわれた生まれた楽曲と言われています。激しいギターソロもなく、コード弾きで語るように歌うジミヘンもなかなか印象的ですよ。
そして空を羽ばたきたくなるような楽曲です。紹介した3つの楽曲の中でもバラード感はかなり強い作品です。
個人的にオススメの名曲3選
はい!ここからはわたしが好きなジミヘンの楽曲を3つ紹介します。やっぱり9曲だけでは紹介しきれなかった。。。
ジミヘンの名曲は本当にたくさんあるので、ぜひ以下の3曲も興味があったら聴いていただきたい。
Freedom
ジミヘンの演奏を聴いて、もっとも感じることは自由です。常識にとらわれない演奏に、わたしは心を奪われました。それを証明するのが、「Freedom」という楽曲です。
もうタイトルの通り自由を感じる楽曲なのですよ。「Purple Haze」や「Foxey Lady」しか知らなかったわたしがジミヘンに興味を持った楽曲です。
In from the Storm
重いリフが個人的に好きなのですが、「In from the Storm」はまさに重いリフです。繰り返されるリフに心奪われますし、途中からガラッと変わるリフにも注目。またドラムもかっこいいですよ。
Stone Free
ジミヘンの名曲や代表曲は1枚目のアルバムにぎゅっと凝縮されています。「Stone Free」も1枚目のアルバムに収録されている楽曲です。「Stone Free」のかっこ良さは疾走感ですね。
ジミヘンは爽快に駆け抜ける楽曲よりも、ファンキー寄りな楽曲が多いイメージです。そのためロックの爽快感を味わいたいなら「Stone Free」がオススメ。テンションが上がらないときに聴くと、無条件にテンションが上がっていきますよ。