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天才ギタリスト「ジェフ・ベック」の超絶ギタープレイが聴ける名曲12選

ジェフ・ベックといえば、世界3大ギタリストの1人であり、ローリング・ストーン誌が選ぶ「最も偉大なギタリスト100人」では5位。数々の名曲名盤、そして名演を披露してきたギタリストです。

バンド活動よりソロでの活動が目立つ自分勝手な人物でもありますが、そのギタープレイは唯一無二。バイオリン奏法やトレモロアームを使ったプレイはものすごくかっこいいです。この記事では、ジェフ・ベックの名曲にスポットを当てて紹介していきます。

ジェフ・ベックの必聴名曲3選

ジェフ・ベックといえば、超絶ギタープレイでおなじみのギタリストです。エレキギターの可能性を大きく広げた人物でもあります。

ここでは、そんなジェフ・ベックの超有名な名曲を3つ紹介。ジェフ・ベックを初めて聴く人にはおすすめの楽曲ですよ。

Beck’s Bolero

ジェフ・ベックの外せない楽曲といえば「Beck’s Bolero」です。1stアルバムに収録されたクラシカルでハードな名曲。

「Beck’s Bolero」は、クラシックの名曲ボレロからインスパイアされて作曲されたとか。そのため、ジェフ・ベックの歪みながらの美しいギターがクラシカルな印象を与えます。

さらに、録音した時のメンバーが超絶豪華。後のレッド・ツェッペリンとなるジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズ、ザ・フーのキース・ムーン、ロン・ウッドなどロックの伝説となったメンバーばかり。

特にドラムの爆発力はまさにロックですね。ちなみに作曲はジミー・ペイジです。



Led Boots

ジェフ・ベック史上もっとも熱くてぶち上がる名曲。一度聴いたら身体中の血管が沸騰し始めます。そのくらい熱い。

名盤「Wired」に収録された楽曲で、ジェフ・ベック自身がロックからフュージョンなどに傾倒していた時期でした。サポートメンバーにも、ロック畑出身というよりジャズ志向のナダラ・マイケルウォルデンやヤン・ハマーなどを起用。

前半のキレキレギターから後半のキーボードの狂ったソロ。そして、ギターやキーボードさえ食うドラム。どのパートを切り取ってもかっこよすぎの名曲です。

ジェフ・ベックを初めて聴く方には特におすすめ。何より私が「Led Boots」を聴いて、ジェフ・ベック好きになったので。



People Get Ready

原曲はインプレッションズで、ロッド・スチュワートとの久々の共演で話題を呼んだ名曲。元々インプレッションズの原曲がものすごく良い曲なのですが、原曲に負けず劣らずのアレンジに仕上がっています。

ロッド・スチュワートのかすれ声のバラードが最高。さらに、ジェフ・ベックの美しいギターが炸裂します。

「俺が!俺が!」というようなギターではなく、ロッド・スチュワートに寄り添うようなギターが、初期の頃とは違う魅力を感じます。ジェフ・ベックのさらに好きになった楽曲でもあります。



ジェフ・ベックのハードな名曲3選

1968年にリリースしたアルバム「Truth」が、ハードロックの先駆けになったアルバムでもあります。ジェフ・ベックは、フュージョンやジャズだけでなく、ハードで熱いサウンドもかっこいいんです。

Spanish Boots

ジェフ・ベックがソロになってからリリースした2枚目のアルバム「Beck – Ola」の代表曲が「Spanish Boots」です。ジェフ・ベックはカバー曲が多い中、「Spanish Boots」はオリジナル曲。

アルバムに参加したロッド・スチュワートやロン・ウッドとの共作です。ベビーで厚みのある楽曲で、ハードロックの創成期をになっている楽曲でもあります。



Superstition

「Superstition」はスティービー・ワンダーの名曲をカバーした楽曲。ジェフ・ベックが、カクタスのベース、ティム・ボガートとドラムのカーマイン・アピスと共に結成したBeck, Bogert&Appiceの代表曲でもあります。

最強のロックトリオとも呼ばれているパワフルでファンキーなサウンドに心をガッチリ掴まれることでしょう。

特に「Superstition」は人気が高く、リズム隊の爆発力を追い風に、ベックのギターが炸裂します。



Scatterbrain

「Scatterbrain」は、ジェフ・ベックの名盤「Blow By Blow」に収録された名曲。アルバム自体、ジャズのアプローチをしていて「Scatterbrain」はまさにロック色強めのフュージョンと言った楽曲。

ジェフ・ベックのイカしたギターはもちろん、キーボードやドラムなどのバックバンドもゴリゴリにかっこいいです。何度聴いても飽きのこない名曲です。



ジェフ・ベックのギターバラード名曲3選

ジェフ・ベックは、さまざまな奏法を使って美しいバラードを奏でることでも人気です。その技術はエレキギターの可能性を広げたと言っても過言ではありません。

個人的には、ハードなサウンドも好きですが、ジェフ・ベックの美しいエレキギターを聴くとバラードなサウンドも最高なんです。ハードもバラードも選べません。

Cause We’ve Ended As Lovers

「Cause We’ve Ended As Lovers」は作詞作曲がスティーヴィー・ワンダーで、シリータが歌った楽曲。ジェフ・ベックの泣きのギターを堪能できる名曲でもあります。

ボリューム奏法やチョーキングなど、さまざまな技術に加えて、原曲をアレンジする能力も素晴らしい。ジェフ・ベックのインストゥルメンタル曲の中でも、影響力が強い楽曲のひとつでしょう。



Goodbye Pork Pie Hat

「Goodbye Pork Pie Hat」は、ジャズミュージシャンのチャールズ・ミンガスが作曲したジャズの名曲。ジャズ界ではスタンダードにもなってる楽曲で、さまざまなミュージシャンがカバーしています。

特にジェフ・ベックのカバーは有名。アダルトでブルージーなサウンド、泣きのギターがたまりません。ジャズ入門としても最適な楽曲でしょう。



Where Were You

「歌うギター」や「この上ない表現をしたギター」などさまざまな評価を受けているのが「Where Were You」です。本当に美しいの一言。

エレキギターをここまで美しく聴かせる楽曲は他にないでしょう。エレキギターの限界を超えた表現が詰まった名曲です。ジェフ・ベック自身も「Where Were You」の出来には満足しているとか。



ジェフ・ベックの個人的ベスト名曲3選

ジェフ・ベックは長いキャリアから名曲がゴロゴロあります。上の9曲では紹介できなかった名曲を追加で3曲紹介します。個人的に好きな楽曲ばかりですので悪しからず。

Lady

ギターとベース、ドラムがロック史上最高にぶつかり合った激アツな名曲。ベックのギターだけでなく、ボガードのベースとアピスのドラムも爆発しています。

名盤「Beck, Bogert&Appice」の中で、もっともハードなサウンド。一度聴いたらアドレナリンが放出すること間違いなしです。

個人的にはジェフ・ベックの楽曲の中でもっとも好きです。ハードロック好きなら最初に聴きたい名曲でもありますよ。



Race With the Devil

ジェフ・ベックとビッグタウンプレイボーイズのアルバム「Crazy Legs」が、今までのジェフ・ベックのギターとは一味違った魅力を放っています。50年代に活躍したロックンローラーのジーン・ヴィンセントのカバーで構築されたクラシカルなロックンロールアルバムです。

冒頭の楽曲「Race With the Devil」は、ジェフ・ベックのブギウギなギターを聴くことができます。

美しくハードなギターをかき鳴らしていたからこそ、「Race With the Devil」がかっこいいんですよね。



Nadia

個人的には「Where Were You」と並ぶ、この上なく美しいインストゥルメンタル曲。インドの歌手ニティン・ソウニーの代表曲のカバーです。

インド独特のうねりをギターで表現するジェフ・ベックが最高すぎます。ギターでなければ表現できない音ですが、ギターでどのように表現しているのかよくわかりません。

エレキギターが新たな新境地にたどり着いた名曲でもあります。