「パワフルにソウルフルに歌い上げるかっこいい女性シンガーを聴いてみたい!」
そう思ったのは、20歳を超えたあたりからでした。それまで聴いてきたパワフル系女性シンガーは、アレサ・フランクリンやジャニス・ジョップリンだったのです。「もっとパワフル系の女性シンガーを知りたい」その探究心はファンクというジャンルに繋がるのでした。
ファンクは強いグルーブ感とノリが特徴的な黒人音楽です。黒人ならではのパワフルさが味わえるジャンルの一つなのです。
今回この記事では、パワフルにソウルフルに歌い上げるファンク系女性シンガーを5人紹介します。強い熱量を感じてください!
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Betty Davis(ベティ・デイヴィス)
私が最も好きなファンク系シンガーです。強いグルーブ感にピッタリなファンキーでロックな歌声。ロック好きもとりこにすること間違いなしですよ。
ベティ・デイヴィスは調べると、同姓同名の有名なハリウッド女優が検索にひっかかりますので注意が必要ですね。ベティ・デイヴィスといえば、ジャズの帝王マイルス・デイヴィスの元妻です。
結婚生活は1年ほどだったそうですが、マイルス・デイヴィスに様々な影響を与え、マイルスがエレクトリックジャズに足を踏み入れるきっかけを作ったとも言われています。またベティ・デイヴィスの奇抜さが魅力的な部分ですよ。
Chaka Khan(チャカ・カーン)
チャカ・カーンは別名ファンクの女王と呼ばれています。ソウルフルに歌う姿がめっちゃかっこいいのです。ノリやすい音楽でディスコ界にも多くの名曲を残しています。
アレサ・フランクリンとともにR&Bを代表するシンガーだと言われています。ファンクバンドのルーファスでの下積み時代を経て、ヒット曲を連発し、グラミー賞の受賞経験もあります。
ルーファス時代も含めてぜひ聴いてほしい一人です。
Jackson Sisters(ジャクソン・シスターズ)
ジャクソン・シスターズと聞いて最初に思い浮かんだのは、「マイケル・ジャクソンの兄弟なの?」ってことです。しかしこれが全く関係ないらしいです。
ただジャクソン5と同じように、父親の発案でジャクソン・シスターズができたことや、リードボーカルがマイケルと同じように一番年下なことからも、ジャクソン5に影響を受けていると言えるでしょう。
代表曲の「I Believe In Miracles」のファンキーなノリとコーラスが強烈なグルーブを生み出していますよ。めっちゃかっこいいです。
Sharon Jones(シャロン・ジョーンズ)
最近知った女性シンガーのシャロン・ジョーンズ。聴いてたちまち鳥肌が立ちました!とことんソウルフルで力強い歌声がかっこいいのです。
シャロン・ジョーンズはSharon Jones & the Dap-Kingsという名で活動していたことで有名で、彼女は「女性版ジェームズ・ブラウン」とも呼ばれています。泥臭さが混じる古いファンク感があってハマる人はハマってしまうシンガーですよ。
Lalomie Washburn(ラロミー・ウォッシュバーン)
ラロミー・ウォッシュバーンは情報が非常に少ないのですが、70年代のファンクを支えたシンガーの一人だと言われています。バックコーラスからキャリアをスタートさせ、楽曲提供も行っていたという多彩な才能の持ち主です。
何よりも彼女の楽曲はディスコよりのファンクミュージックが多いです。ノリの良さが親しみやすく、ホーン系の音が入ったりと壮大な音楽が特徴的です。ファンキーな圧力のある声が魅力的ですね。
ファン女性シンガーを紹介いたしました。パワフルさとグルーブ感がかっこいい音楽ですが、世の中の認知度はかなり低いですよね。
この記事を読んで少しでも興味が湧いていただければ嬉しいです。